設計のはじまり
クルミの木
教会建築の設計では、その教会からの要望・教会の雰囲気・教会の近隣社会との関わり・聖書の言葉の他、その土地の歴史などを重ね合わせて考えることを大切にしている。
プロポーザルで案の説明に教会を訪ねた時、玄関前にクルミの木があり、枝もたわわにクルミの実がなっていたことが強く印象に残った。クルミは聖書にも登場して、食用のみならず油や木材としても利用される。
韮崎教会ではこのクルミの木を残し、礼拝堂聖壇の十字架のガラス越しに、クルミの枝葉の隙間から朝の光が礼拝堂に射し込むように計画した。
いつでも主の光と共に、クルミと教会の歴史を感じる礼拝堂であってほしいと思っている。





