個人祈祷室が特徴の教会

イエス・キリスト宣教会 純福音市原教会

日本フルゴスペル教団|千葉県市原市|2007年竣工

イエス・キリスト宣教会 純福音市原教会
STORY

設計のはじまり

通訳を交えての打ち合わせ

牧師が海外の方だったので、国内の仕事ながら初めて教会員に通訳をお願いする打ち合わせとなった。建築予算が厳しかったが、教会員たちは何度もバザーを開いて予算を獲得していった。熱心さと明るさが際立つ教会であった。

K牧師から「礼拝にはエレキギターでの讃美歌も歌われるため、大音量に対しての防音を特に気をつけてほしい」と言われた。

教会の見学は、礼拝の行われていない時にすることが多いが、実際は礼拝中にその空間の雰囲気がガラッと変わるものである。このことを設計者は心得ておかねばならない。

CONCEPT

設計のことば

JR内房線五井駅から1km、広い県道沿いに建つ韓国福音系の教会である。外観は、行き交う車窓からも清潔感と非日常を感じられるシンプルな形にし、モノトーン3段階色でまとめた。

全体構成は、礼拝堂、小礼拝堂、個人祈祷室群、集会室、日曜学校室、牧師館、キッチン等からなる。木造トラスのアーチ構造で屋根を架けた礼拝堂内部は、洗礼槽と聖壇正面上部の十字架を光で満たし祈りの空間とした。一方、小礼拝堂は木造リブ天井を採用。

個人祈祷室群は、一つひとつ独立させた造りで6室設け、この形が外観からも感じられるように設計した。

文章:田淵諭『光と祈りの礼拝堂』(教文館、2023)より

計画概要

所在地
千葉県市原市
教派
日本フルゴスペル教団
敷地面積
825㎡
建築面積
356㎡
延床面積
464㎡
構造
木造
階数
地上2階
設計期間
2005年6月–2007年3月
施工期間
2007年4月–2007年11月

設計クレジット

建築設計
大岡山建築設計研究所
担当
田淵諭/岩本浩子
構造設計
斎藤欽弥(団設計同人)
設備設計
小林好伸(鼎建築設備計画)
電気設備
中山明彦(アヴァンセ)
照明設計
大岡山建築設計研究所
音響設計
森本浪花音響計画
建築施工
堀江建設