設計のはじまり
突然の電話
「あなたの設計した教会の掲載誌を見ました」と言って、日本キリスト教短期大学のA理事長から突然電話をいただいた。大学に打ち合わせに伺うと、「牧師を志す学生が減少し廃校が決まっている」とのこと。「しかし、廃校はマイナスのことではなく、キリストの復活のように新しい命を得るようにプラスで考えたい」「今ここに創始者を記念する教会の建築を考えている。ついては、教会設計に対する考え方を聞きたい。」との話であった。
また、「神学校であったことを建築で表現した教会の設計をしてほしい」「マグダラのマリア像の意味を表現してほしい」などの希望を伺った。初対面にもかかわらず、すっかり話し込み、大学を出たのは深夜になっていた。
数日後、理事長から正式に設計依頼の連絡があった。








