設計のはじまり
四国の社寺配置に見立てる
日本キリスト教団が、四国地方の伝道強化のために建て替えを決めた教会(伝道所)である。設計者選定では「直島だから安藤忠雄氏に」という声の多い中、私を推してくれた今は亡きM牧師とK牧師に感謝している。
設計に際して、M牧師から「日本の、この地でキリスト教の教会はどうあるべきかを提案してほしい」と言われた。考えれば考えるほど難題であった。
この教会では教会の各所の形に聖書の物語を引用した。四国独特のお接待と、また、日本の社寺仏閣の境内から社殿への所作を捉え、キリスト教に置き換えて表現してみた。
環境デザイン学科の有志学生も加わり、思い出深い産学共同となった。竣工式で表彰を受けた学生たちを誇らしく思った。




















